花の美しさを堪能した後は樹木の気を味わおう

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20170409

教室のある東京ではいち早く桜の開花宣言が出ましたが、咲くのをやめるんじゃないかしらと思うほど冷える日がありました。それでもようやく春らしいうららかな日和が続くようになりましたね。

散歩にも適した気候になりました。そこで、桜の花の美しさを味わった後は、樹木の気を味わってみてはいかがでしょうか。

以前にもブログでご紹介したことがありますが、気功では植物の気の力を利用する樹林気功という練習があります。

私もたまに教室の会員さんを連れて公園などに行き、木々の気を感じていただいています。
気功に本格的に取り組もうという方は、生薬や食べ物の性(寒・温など)を手をかざして確認するようなこともしばしば行ないます。その基礎練習にもなりますよ。

日本人になじみのある桜、松、檜(ヒノキ)などは、いずれもとても穏やかな気の持ち主です。
ちなみに、桜は中医学でもその効能が認められています。元気(生命の根源的な気)を補い虚証を改善するだけでなく、女性にうれしい美顔効果があります。

皆さんはバラの化粧水があるのをご存じですね。桜の花びらからも同様に化粧水を作ることができ、しわ取りや美白にはもってこいなんですよ。そういえば、桜はバラ科の植物でした。

また、強い個性を持つ樹木は体の不調から回復するにも役立ちます。たとえば、柳は肺を調え、公孫樹(イチョウ)は胃腸を調整します。ただ、個性派の樹木を利用する時は、はじめのうちは指導者とともに練習するほうがいいでしょう。

樹林気功は決して難しいものではなく、まずは先入観を捨て無心になって、木の幹を抱くように手をかざしてみてください。

樹木の種類による気の違いを感じられるようになったら、次は同じ木の根に近い方と枝葉の部分の気の違いなども探ってみてください。

植物の気は人間の気よりも素直でわかりやすいと思います。
「気の対話」ができるお気に入りの木を見つけてください。散歩の楽しみが増えますよ。

楊秀峰

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