メッセージ

Xiufeng
楊秀峰宮廷気功養生院代表
中国宮廷気功科学協会会長
楊 秀峰(よう しゅうほう)

 宮廷とは、中国最後の王朝・清の宮廷を指します。幼少時に体が弱かった私を両親に代わって養育してくれた祖母は、清朝の貴族の家の出で、治療家・武術家として知られ、若い頃には宮廷で養生法の指導などを行なっていました。

 私が幼い頃、もちろん現在の中華人民共和国が成立して年月が経っていましたが、まだ祖母の屋敷には道士や武術家たちが時折参集し、養生法や武術の話に興じていたものです。私は、しばしばそのような名人高手の妙技を目の当たりにし、教えを受ける幸運な機会を持ち、祖母からは日々、家伝の「宮廷21式呼吸法」や、おそらく今の中国医学界ではほとんど知る人もいなくなったであろう伝統医学の技法、植物や食材の活用法などを学んでいきました。

 長じてからは、西洋医学も学習し、北京市内の病院に勤務してがん治療や救急医療の現場に身を置くようになりました。一方では、日本の医療機器の優秀さに目を見張り、子供の頃から日本の文化に心惹かれていたこともあって、この国への関心を高めていったのです。

 そして、日本に渡って早四半世紀が過ぎました。その間、日本の社会には様々な出来事が起こりました。経済の停滞、人を救うべき宗教団体の犯罪、大地震、津波、放射能汚染等々――。

 人生はよく旅に例えられます。この旅は美しい風景ばかり見られる訳ではなく、時として突然穴に落ちるような予測もつかない困難に出合う旅でもあります。また、近年、医療は目覚ましい進歩を遂げていますが、それで不死が約束され、病から完全に解放されるわけでもありません。人生はいつ終わるかわからない旅でもあります。

 古来から伝わってきた養生法は、ただ身体の不快を除くだけではなく、よく生きる、うまく生きるための智恵の集大成でもあります。教室では、気功をはじめとする種々の講座を設けています。心身の良好な状態を保つエクササイズとして、また、ダイエットなど美容の手助けとして、そして病気の改善やリハビリ、自然治癒力の向上など様々な目的にご利用下さい。そして、さらには強く生きる智恵を見出すきっかけとしていただければなおのこと喜ばしく思います。

 私の第二の故郷となった日本の皆様が充実した日々を送られることを願ってやみません。

■略歴 
 中国・北京市出身。幼少時より、祖母から伝統医学・養生法の指導を受ける。長じて各派の功法を習得。北京中医学院(現北京中医薬大学)で中医学を修め、北京市内の病院に勤務の後、1988年に来日。NHK教育テレビ「気功専科」で実技指導を行い、好評を博す。早くから中医学を取り入れたがん治療で知られる帯津三敬病院で20年にわたって気功を指導。94年、楊秀峰気功教室(後に現在の名称に変更)を開設。カルチャーセンターやスポーツクラブ、気功学習グループなどでも指導。


Wang Ting
楊秀峰宮廷気功養生院副代表
中国宮廷気功科学協会副会長
王 汀(おう てい)

 子供の頃から、母である楊秀峰が気功の練習をするたびに、後について真似をしたものでした。「習う」という意識はとくになかったのですが、今になってみると、中国伝統の健康法を自然に身につける環境にあったことを感謝しています。

 私は日本の大学を卒業し、母同様、しだいに日本の文化や風習に魅せられ、ここを第二の故郷と考えるようになりました。そして、私の成長を見守って下さる日本の多くの方々に何かの形で恩返しがしたいと強く願うようにもなりました。

 周りを見渡すと、年配の方ばかりでなく私と同じぐらい若い方たちの中にも、心身ともに疲れ、時には生きる意欲を失っているような人もいます。

 祖母から母、そして私へと伝えられた秘伝の宮廷気功によって、若い人々も心身を癒し、そして張り合いのある毎日を送るための活力をぜひ手に入れていただきたいと思います。

■略歴
 中国・北京市出身。立教大卒。子供の頃から家伝の宮廷気功を中心とする気功の厳格な訓練を受ける。中国気功界の重鎮・張天戈氏他の名師に気功、武術を学ぶ。1999年に来日。Tina(ティナ)の名で日中両国のテレビドラマや映画に出演、モデル、司会者、アナウンサー等々としても活躍中。

ティナオフィシャルサイト

ティナオフィシャルブログ

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