宮廷21式呼吸健康法
生活習慣病・慢性病に効く 中国・清朝の秘伝
過去の講座案内

『“氣をつくる”お茶会』のご報告と薬膳講座のご案内(2018.7投稿)

この夏は本当に異常な暑さが続いています。その暑さの中を、7月21日、教室がいっぱいになるくらいの多くの方々がお茶会に参加してくださいました。

メインのお茶には5種の材料を使い、効能をご説明しながら味わっていただきました。

香りの良い玫瑰花は血行循環を促し、紫外線を浴びてできたシミの解消などにも役立ちます。

菊花は清肝、清熱作用に優れ、目の疲れや充血、頭痛などにも有効です。金銀花も身体内外の熱を冷まし、消腫作用があり乳がんや子宮がんによろしい材料です。

黄耆は人参と並ぶ補気薬の代表格で免疫力を高めます。

氷砂糖で甘味を加えましたが、これは単なる甘味料ではありません。炎症を抑え、痰を取り、他の材料の働きを調整する重要な役割を果たします。

お茶うけも5種をご用意しました。蓮の実、なつめ、さんざしのお菓子、ごまのお菓子、杏仁ですが、写真でどれがどれだかおわかりでしょうか。文章が長くなりすぎるのでひとつひとつの効能は省きますが、五臓を整えるのに有効な材料ばかり、私の著書などを参考にしてくださいね。

さらに、ツボや経絡のマッサージ、養気・運気の練習と、豊富な内容を盛り込んで時間はあっという間に過ぎていまいました。
また気軽に参加できるこのようなお茶会を開きたいと思います。

さて、私のまわりでも熱波でまいっている方が多く、来月末には、暑さで衰えた体に元気を取り戻していただくため、薬膳講座を開きます。

「気を補って機能を回復させる」ため、食べやすい粽(ちまき)をメインに、養生茶、長命酒、栄養豊富で「海の野菜」と呼ばれる昆布など海のものを使った一品、臓腑をいたわるスープ、美肌効果のある白きくらげのデザートなどをメニューとして予定しています。

下記の要領で開きますので、ご家族やご友人とお誘いあわせの上おいで下さい。教室の会員でない方ももちろん歓迎いたします。

日時:2018年8月26日(日)午後1時~4時→終了しました
場所:楊秀峰宮廷気功養生院4F教室(参加希望の方の人数によって変更する可能性があります。)
会費:4500円(税込。材料費2000円を含みます)
申込方法:電話、ファックス、メールで8月22日までにお申し込みください。教室で口頭でお伝えいただいてもけっこうです。
〔電話 03-5919-0383 / ファックス 03-5919-0384 / メール 21tiandi@gmail.com〕

楊秀峰